今回のレースにあたって、筑波サーキットにあわせたセッティングを再度検討。
ROMの見直しと、ファイナルを3.2から3.42に変更した為、パワー・トルク共に体感的にかなりのアップが感じられるようになった。サスペンションもフロント・リア共に設計からやり直し、フロントについては単倒式から倒立式に変更。また、プリロードとストロークを犠牲にすることなく車高調整可能なフルタップを採用した。
ヒート対策も、前回のレースの経験を基にAT・E/G共にオイルクーラーを以前より大きいものにし、エアダクトも、ナンバーをはずし冷却ダクトを設け効率アップを計った。筑波テストの結果
、以前より水温の上がりは遅いものの、やはりATの冷却もラジエターにより行っているので13週のレースには心配が残る。ブレーキも前後共にエアダクトを設け、エンジンブレーキに頼れないATでのフルブレーキングに備えた。
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・予選
前回よりも、コーナーの立ち上がりでのフィーリングはかなり良くなったようだが、ややオーバーパワーによるスライドぎみで、2速から3速へのシフトアップはやはりパワー不足が感じられる。なぜならば、MT車でいえば2速から、3速を使わず4速に入れるようなもので(マニュアル車の4速ギア比1:1がAT車の3速ギア比1:1に相当)3速での加速の辛さを感じながらの走行となり、今後はエンジンのパワーバンドとファイナルを再度検討する余地がありそうだ。
タイムは思ったより良い結果にならず予選8番手、ショックとタイヤを再度調整し決勝に備えた。 |
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・決勝
レース直前、さらに気温が上昇した事で路面温度も上がり、再度タイヤの空気圧を落としてのコースインとなった。
予選での不具合はある程度改善できたようだが、やはりタイヤグリップが欠けるようで、ヘアピンでカウンターをあてながらのレース運びとなってしまった。水温も、9週目からオーバーヒート状態に近くなりペースダウン。13週完走は出来たが、10位でフィニッシュ! |
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オートマチックでのレースはかなり辛いものがありますが、今シーズンはオートマチックでの出場を再度決意し、上位入賞に向け車輌の改善を計るつもりです。次回レースに向けての対策としては、エンジンパワーの向上と再度のファイナルの変更、ダウンフォースを得る為のリアウイングの形状変更をするつもりです。 |
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